グッピーの品種、リボンの繫殖能力を調べていきたいと思います。
グッピー
初心者でも飼いやすい、熱帯魚で繁殖率も高く、熱帯魚といえばグッピーというくらい非常によく知られています。
比較的、水質の変化に強く、繁殖も簡単という事もあり、初心者向けの熱帯魚としてよく、紹介されています。
特徴
雄と雌は見た目が大きく異なっています。
雄は派手な尾ビレをもっており、体の模様も鮮やかです。
雌は尾ビレが小さく、色も地味な容姿をしています。
多様なデザイン
グッピーの特徴と言える大きな尾ビレの模様や形の種類は多様多種で、マニアたちはオリジナルを作り出すために日夜、改良に励んでいます。
熱帯魚リボン
色彩と豊富な種類のグッピーですが、リボンは胸ビレ、背ビレ、腹ビレなどが長く成長してまるでリボンをまとっているように見えるのです。
リボン繫殖能力
リボンの雄は繫殖能力が低いので、トリオで売られているケースが多いのです。
リボンの遺伝子は優性遺伝ですが、雄の繁殖能力が低いため、原則リボンの雌以外からリボンは生まれません。
ノーマル同士のグッピーからは、リボンが生まれる可能性はゼロです。
雌リボンからリボンが生まれる可能性は50%です。
飼い方
リボンだからといって特別な飼い方はありません。
普通のグッピー飼い方は同じです。
グッピー繁殖プロジェクト♪気の強い魚を入れたおかげで絶滅しかかっているグッピー。新たに国産ブルーグラスリボンを入荷。 pic.twitter.com/2Bqov4yaSg
— 十本重芳郎 (@tomoeyoshirou) 2013年7月6日
品種
グッピーの品種は、特徴によって名付けられています。
体色や、尾ビレの形、尾ビレの模様などです。
近親交配
繁殖が簡単なため、1ペアで飼っていても半年で数十匹になっています。
その場合、近親交配を繰り返してしまいます。
近親交配で生まれた稚魚は親の劣勢遺伝をうけやすく、骨格の異常や内臓疾患を持って生まれて来る割合が高いのです。
まとめ
グッピーは繫殖能力の高い熱帯魚です。
リボンは優性遺伝ですが、雄は殆ど繁殖能力がありません。
リボンを作るには、雌のリボンを組み合わせるしかないのです。