熱帯魚で知られているグッピーですが、普通の川でもグッピーは生きていけるのでしょうか?
川でも繁殖するのでしょうか?
調べていきたいと思います。
外来生物
要注意外来生物に指定されていて、在来種の存在を脅かしています。
グッピーの被害の実態
雑食性で、藻類や小動物の他、家庭排水に含まれている有機物も食べ、蚊の幼虫も捕食するので、フィラリアの媒介者アカイエカの駆除に役立つ魚ですが、メダカなどに影響を及ぼすおそれがあります。
観賞用に購入したが、飼いきれなくなった飼い主の放流が懸念される。
川での繁殖
観賞用として輸入された魚でしたが、1995年ごろから温泉地で定着しているのが確認されるようになりました。
福島県内郷、長野県戸倉、上山田、浅間、静岡県蓮台寺、岡山県、大分県、鹿児島県の温泉地と温暖な地域、琉球列島で自然繁殖が確認されています。
増えすぎたグッピー
グッピーは、熱帯魚の中でも、最もポピュラーで育てやすい魚です。
グッピーを飼って繁殖し過ぎた稚魚を周りにあげる人も多いことと思いますが、増え過ぎたからと言って川や湖に絶対に逃がしてはいけません。
貰い手がみるからない場合は、ペットショップやアクアリウム専門店で引き取ってもらうこともあります。
多くの店舗では無償で引き取ってくれます。
増やさない
グッピーを増やさない方法は、雄と雌を隔離して飼育する方法や、生まれた稚魚が隠れられる水草やアクセサリ類を撤去してしまう方法があります。
まとめ
観賞用として初心者でも簡単に飼えるポピュラーな熱帯魚のグッピーです。
人気種で多数の飼養者、事業者が取り扱っていますが、増え過ぎたり、飼いきれないと言って、川や湖に逃がしたグッピーが定着、繁殖し、メダカなどに影響を及ぼす恐れがあります。
飼育にあたっては、一度飼った命は最後まで面倒を見るようにしましょう。
元々は日本に在住していない魚です。