観賞用にアクアリウムは、ペットとしてもインテリアとしてもとても人気が上がってきました。
熱帯魚の中でもとくに人気があるのは、ご存知、グッピーですよね。
グッピーは稚魚のとき、メダカのような色をしていますね。
成魚のように色とりどりの色になるのが楽しみな飼い主さんは多いと思いますが、グッピーの稚魚の色はいつごろから変化するのでしょうか。
また、どんな色に変わるのでしょうか。
グッピーの稚魚の色が変化する時期
グッピーにも人間と同じように、成長のスピードなどの面で個体差があります。
成長の早いグッピーでは生後1ヶ月頃から、体長にすると約1~2センチになった頃から、だんだんと色が変化してくる個体があります。
中には2~3ヶ月経ってもなかなか変化が見られない個体もあります。
比較的オスの方が色の変化が早い時期から見られ、メスは成魚になるころまで変わらないこともあります。
品種によって色が変わってこないグッピーもいますので、色にこだわる場合は飼うときに品種を考えましょう。
グッピーが変化する色
これは親の色が関係してきます。
両親が分かれば優性遺伝によって色を予測することができます。
中には劣性遺伝子同士がでて思う色が出てこないこともありますが、色の希望がある場合は親の掛けあわせを考えて繁殖させることで、優性の法則により出やすい色を得ることができます。
好きな色を出すのも楽しいですし、どんな色に変化するかわからない状態で育てるのも、どちらも飼育の楽しみのひとつですよね。
動物や魚類など全般的にそうですが、オスの方が色鮮やかであることが多いです。
メスはきれいに色が出るものもいますが、メダカのような色のままの個体もあります。
まとめ
グッピーなど熱帯魚のいるお部屋は、インテリアとしてもおしゃれでとても人気があります。
よくSNSやブログなどで紹介する人も多いです。
グッピーの稚魚の色が変化するメカニズムを知った上で飼育をすると、ますます楽しいですよね。
稚魚のうちは親を含めまわりの成魚に食べられてしまうなどの水槽内の危険がありますから、稚魚が生まれたらなるべく別の水槽に移して、色が出てくる頃まではとくに大事に育てたいですね。