熱帯魚は、見ているととても癒されますよね。
いろいろな品種がありますが、とくにグッピーは人気のある種類です。
グッピーの稚魚に隠れ家が必要といわれますが、それはなぜなのでしょうか。
また、隠れ家はどのように作るのが良いのでしょうか。
この記事では、それらの疑問についてまとめたいと思います。
グッピーの稚魚に隠れ家が必要な理由
その理由は、グッピーの稚魚が食べられてしまう危険があるからです。
それは残念ながらグッピーの本能で、稚魚を生んだお母さんグッピーにさえ、時には食べられてしまうことがあるのです。
できるならば、稚魚だけ別の水槽で飼い、ある程度大きくなるまで育てることが望ましいのですが、大きな水槽でグッピーを飼うときは、一匹ではないですよね。
そうなると他のグッピーや熱帯魚と衝突したり、グッピー同士の喧嘩に巻き込まれることもあります。
グッピーの稚魚に傷がつくと、そこから病気になったり命にかかわるような可能性もあります。
そのような水槽内の危険から身を守るために、グッピーの稚魚には隠れ家が必要なのです。
グッピーの稚魚の隠れ家作りに使う水草
水草の種類はとくに指定がなく、丈がある程度高いものならなんでも大丈夫です。
底から何本か生えている…くらいの少ない量ではなく、生い茂るくらいの方が隠れ家としては良いです。
ウォータースプライトやマツモを使っている人が多いようですが、水草の種類によっては、ライトの強さや日当たりを好む好まないがあるので、水槽の状態によって選ぶと、水草も元気に育ちます。
流木を組み合わせて使うと、より隠れ家が複雑化して良いものができます。
まとめ
グッピーは本能で、お腹がすくと目に入るものを食べてしまいます。
空腹のときに自分が産んだ稚魚が目の前を通ったら、そのまま食べてしまうのです。
グッピーは少量のエサを何度もほしがる熱帯魚なので、稚魚を守るためにも稚魚の成長のためにも、エサやりを定期的にし、空腹にさせすぎないことが大切です。
アクアリウムは小さめのビンなどではじめることもでき、人気が上昇しています。
かわいいグッピーを飼う上での注意点に気をつけて、アクアリウムのある暮らしを楽しみましょう。