グッピーを飼育する時に、誰もが思う事は室内の飼育ですよね。
夏ならともかく、冬場の屋外と言ったら、関東でも気温がマイナス台になる事もしばしばあります。
この気温ではグッピーは生活できません。
やはり熱帯魚ですから、水温が高くないと亡くなってしまいます。
グッピーを飼育するのに最適な環境は?
まずは、グッピーを飼育する上で適した環境を知る必要があります。
そうしないとグッピーは亡くなってしまう可能性が高くなってしまいます。
水
グッピーが好む水を作らなければなりません。
水道水では?と思いますが、水道水は人間には適していますが、グッピーには適してはいません。
この水を使う場合には、カルキ抜きを行う必要があります。
水槽
これは意外と重要な項目なのです。
グッピーが小さいからと言っても、限られた水槽内にグッピーを解き放つ場合に大量に入れてしまっては過密状態になり酸欠を起こしてしまいます。
45cmの水槽であれば10匹以内、60cmの水槽であれば15匹前後当たりが適当な数量になると思います。
水温
グッピーが活動的になる水温がどれくらいなのか知っていますか?
グッピーにとっての最適な温度は23度~25度となっています。
それ以上の高さになると、さすがのグッピーでもぐったりしてしまいます。
グッピーを飼育するうえでは、24時間23~25度の水温を出来るだけキープする事が重要になるのです。
水流
水槽にフィルターを通して流れ出る水や、エアレーション(ぷくぷく)の勢いで強めの流れが水槽内で発生してしまうことがあると思います。
特にグッピーは泳ぎが得意な部類ではないので、フィルターやエアレーションから出る水流を押える必要があります。
流れがある方が泳いでる雰囲気が出ると思いますが、グッピーにとってはストレスの何物でも有りません。
グッピーを飼育する上で屋外でも飼育は可能なのか?
グッピーの元々の生息地は中南米~南米当たりですから、常に水温は暖かい状態になっています。
先ほども紹介したように、グッピーの活動水温は23~25度です。
では、日本でのグッピーの屋外での飼育は可能なのか?と言うと、正直夏場なら何とか大丈夫だとは思います。
但し、秋~冬~春にかけては朝晩の冷え込みが予想されるために水槽の水温もそれに伴って低くなってしまいます。
もし、屋外でグッピーを飼育する場合には夏限定で行う事だけになります。
それでも水温のチェックは欠かさない方がいいでしょう。
水温の上下が激しいと、グッピーにとってはストレスになってしまいますからね。
グッピーを屋外でも飼えるとなるとかなり限定的な地域、つまり沖縄周辺なら何とか・・・と言っても水槽用のヒーターは必要かもしれません。
グッピーを屋外で飼う場合はなるべく避けた方がいいでしょうね。
まとめ
グッピーの飼育環境や屋外飼育が出来るのか?について紹介してきました。
初心者には比較的に飼いやすい魚とは言われていますが、最初の水にはバクテリアが住み着いていない事からいきなりグッピーを入れてしまったら、全て亡くなってしまいます。
水作りを基本的にしっかり行っていれば、力を入れて飼育するまではないと思われます。
出来るだけ長く観賞したいのであれば、屋外での飼育は止めておいた方が無難と言えるでしょうね。