グッピーを飼育する時にはどうしても、繁殖が1つの問題となってきます。
グッピーは雑食性の高い魚なので、産まれたばかりの稚魚を食べてしまう可能性が高いのです。
どうすれば、グッピー稚魚をグッピー成魚から守ることができるのでしょうか?
グッピーの稚魚を守るために必要な物は?
グッピーの成魚が子どもを産む段階が近づいた時には、水槽にはどんなことが事が必要になると思いますか?
そうです。
グッピー稚魚を、成魚から守らなければなりません。
考えられるのは、サテライトの水槽・水草・底石に若干の大きめの石等でしょう。
要は、稚魚を成魚から守る手段です。
特にグッピーの稚魚は水槽の底に沈む習性がある為に、そこをグッピーの成魚に狙われる可能性が非常に高くなります。
本水槽でグッピーの稚魚を守る為には、まず水槽の底に稚魚が隠れられる隙間を作る事が必要になってきます。
普通ならそこには砂や小砂利を敷いていると思いますが、それではグッピー稚魚は隠れる事が出来ません。
グッピー成魚が入れないほどの隙間をちょっとした大きさの石で隙間を作って隠れる場所を作る必要があります。
また石ではなく水槽に水草を数本水槽に入れる事で、グッピー稚魚が隠れるスペースを与えます。
これは、確かに隠れる事も可能ですが、グッピー成魚も水草の中に入ってこれる可能性は非常に高いです。
一番安全な方法はやはりサテライトを設置する事です。
サテライトには底部分に稚魚しか通れない隙間が開いているので、グッピーの親が入ってくる事が出来ません。
グッピーをサテライトに移動させて飼育するタイミングは?
グッピー稚魚を守る方法をいくつか紹介してきましたが、やはりサテライトでグッピー稚魚を飼育する方法が一番安全に飼育する事が出来ます。
グッピーのメスをサテライトに移すタイミングを見定めなくてはなりません。
初めての繁殖する方は見分け方が難しいと感じるでしょうが、グッピーのメスの中に稚魚がいる場合にはお腹全体がポッコリして、お腹も黒くなってきます。
この段階で、このグッピーのメスをサテライトに移動させます。
いつ生まれてもいい状態の為です。
今日は忙しいから夜帰ってからにしよう。なんて思っていたら、稚魚が産まれてしまっている可能性も高く、全滅してしまう事もあるかもしれません。
ですから、お腹が黒く大きくなっているメスを見つけた時にはサテライトに移しておきましょう。
サテライトに移せばとりあえずは、稚魚への心配は少なくなります。
メスが稚魚を産んでも、サテライトには稚魚を保護するための隙間が設定されており、底に行く習性を生かして稚魚を隙間からサテライトの底に誘導します。
その隙間からはグッピーの成魚は入る事が出来ません。
稚魚を産みおとしたグッピーを本水槽に戻せは、稚魚への脅威は確実にいなくなります。
後は、その稚魚たちが、成魚に食べられない大きさになるまでサテライトで飼育するだけで大丈夫です。
ある程度の大きさに成長した段階で、サテライトから本水槽に戻すだけとなります。
サテライト便利~(*^-^*)♡グッピーメスお腹でかいけど中々産まないな~(@_@) #熱帯魚 #アクアリウム pic.twitter.com/B6GyX48hB0
— なぎ (@younagi_palette) 2015年4月27日
まとめ
グッピーをサテライトに移すタイミングと、稚魚をサテライトから本水槽に戻すタイミングを紹介しました。
グッピーは雑食性が高い為に小さくて動いている物には食いついてしまいます。
グッピーの繁殖を考えているなら、サテライトを用意しておくと稚魚を完全に保護出来ます。
その分ちょっとは費用が掛かるかもしれませんが、必要経費と言う事で納めてください。