グッピーを繁殖させる際に、産卵箱の役割を理解しておくとトラブルがあったときの対処に役立ちます。
なかなか産まない時の原因なども知ることができるのでしっかり理解して飼育しましょう。
グッピーの産卵箱の必要とタイミングと産まないとは?
実際にグッピーを飼育していて、繁殖に挑戦をしたいと思っている方もいると思います。
グッピーの産卵箱が必要なのか、タイミングはいつかを知らないという人もいるので、しっかりと知っておくことが必要です。
グッピーのメスは生まれた稚魚を平気で食べてしまうので、出産が終わったらすぐに隔離する必要があります。
この時に必須となるのが「産卵箱」や「ベビーボックス」と呼ばれる器具なのですが、用意をしないと、繁殖が難しくなってくるので注意が必要です。
また、産卵箱、サテライトどちらも二重底部分を取り外すことができるので、産仔後のメスを戻したら稚魚の育成スペースとして使用することができるのでとても便利でもあるのです。
メスをいれるタイミングは、腹が大きく黒っぽくなった時がいいでしょう。
また、グッピーが出産時期になっても産まない場合は、ストレスも関係してくるのでしっかりとストレスケアをしてあげる必要があるのです。
魚が赤ちゃんを産む理由とは?
そもそも魚が赤ちゃんを産む理由について知らないという人もいると思います。
魚の場合、卵を産まずメスの体内で稚魚に孵化させてから産むことを卵胎生と呼びます。
グッピーの場合は体内で栄養を与えて育てているわけではないので、人間など哺乳類のような「胎生」とは区別して扱っているのです。
また、卵はまったくの無防備な存在ですが、稚魚なら多少の遊泳力を備えていて、卵より生存率を高める手法が卵胎生です。
捕食される危険性の高い小さな魚、弱い魚は卵生を選ぶ傾向があり、卵の孵化を待つ間にメスが食べられてしまっては意味がないために、サメやエイなどヒエラルキーの頂点に近い魚が卵胎生を選んだのは合理的と言えるのです。
まとめ
グッピーの繁殖に挑戦をしたいと思っている人はしっかりとグッピーについて理解をしておくことが必要になってくると同時に、どうやって繁殖をさせれば良いのか、注意点は何かを知っておくととても楽に飼育をすることができるようになるのです。