ベタとグッピーは観賞魚の中でも、とても綺麗な熱帯魚です。
この2種の熱帯魚が同じ水槽の中に泳いでいたら、とても綺麗なインテリアになりお部屋の印象も変わると思います。
でも、ベタとグッピーは同じ水槽の中で飼うことは出来るのでしょうか?
ベタとグッピーについて、調べてみたいと思います。
ベタとグッピーの性格の違いと混泳は出来るの?
ベタとグッピーの性格のちがいはどうなのでしょうか。
混泳は出来るのでしょうか。
ベタとグッピーの性格の違いは?
グッピーの性格は大人しく、平均寿命は約半年~1年で体長は3cm~6cmです。
ベタは普段の性格はとても穏やかなのですが、他の魚がいると威嚇して凶暴になります。
平均寿命は約2年~4年で体長は6cm~7cmです。
ベタとグッピーは混泳できるの?
ベタは他の魚がいると非常に気性が荒くで闘魚と呼ばれていて、基本的には混泳出来無いと言われている魚です。
ベタはグッピーには攻撃的になることが多いです。
グッピーはベタと同じようにひらひらとした大きいひれを持っているので、ベタに攻撃されやすいのかもしれません。
どうしてもベタと一緒に飼育したい場合は、水槽を仕切ってベタ専用の部屋とグッピー専用の部屋を作って飼育すると良いでしょう。
ベタは水深が深い(30cm以上)のが苦手だったり、水流が強いのが苦手だったりします。
こちらも、混泳できない理由にもなります。
ベタの種類はどれくらい?
ベタは、どれくらいの種類があるのでしょうか。
ベタの種類は?
ベタは原種と改良の2種類に分けられ、原種ベタは自然の河川にも生息します。
改良ベタは原種ベタのスプレンデンスをベースに、人工的に作り出された品種で姿が美しく種類が多いです。
改良ベタと原種ベタを交配して作られた品種は、交雑ベタと呼ばれています。
原種ベタの種類は・・・
・ベタプグナックス
マレーシアに広く生息するベタで、一見地味ですが光の加減でメタリックブルーに輝く美しいひれと鱗〈うろこ〉をしています。
・ベタスプレンデンス
タイの河川に生息していて、扇状のひれと赤みがかった鱗をしています。改良ベタの元になります。
などがいます。
改良ベタの種類は・・・
・トラディショナル
各ひれが大きくて、色は赤や青などベタにより違います。改良ベタの中で最もスタンダードな品種です。
・クラウンテール
軟条〈なんじょう〉と呼ばれるひれのすじが長く伸びていて、ひれと体で色が異なるベタが多く、カラフルな姿をしています。
・ハーフムーン
ひれがトラディショナルと比べかなり大きくて、水中で泳ぐ姿は優雅でゴージャスです。
などがあります。
交雑ベタは、メタリックな姿からメタリカと呼ばれることもあります。
ベタは色々な種類が存在し、姿はもちろんのこと性質も異なります。
まとめ
ベタとグッピー姿が似ていても性格が全然違うので、ベタとグッピーの混泳は控えるべきということが分かりました。
せっかく綺麗な魚のひれがボロボロになっていたら、悲しいですよね。