グッピーは体長が最大でも5~6cm位の小さな熱帯魚です。
初心者が熱帯魚を飼う場合に、第一に勧められるのがこのグッピーです。
このグッピーの稚魚が産まれた場合には、どうすればいいのでしょうか?
グッピーの稚魚が産まれた時には親と一緒の水槽でも大丈夫?
これは誰もが思う事です。
自分の産んだ子供だから、平気だと。
しかし、グッピーは実は雑食魚のため何でも食べてしまうのが特徴でもあります。
グッピーは他の魚の卵も食べれば、自分より小さい魚も平気で食べてしまいます。
そうなると、自分が産んだ稚魚は格好の獲物になってしまいます。
中にはグッピーの稚魚がたくさんいると思って翌朝みたら、大人のグッピーしかしなかったなんて経験のある方もいるのではないでしょうか。
グッピーは卵を産卵するのではなく、お腹の中である程度まで育ってから稚魚を産みおとします。
稚魚を食べられないようにする為には、隔離槽を水槽の中に入れて、産卵しそうなメスを隔離槽の中に入れます。
そして出産し終わったらすぐに、隔離槽から出しましょう。
稚魚をその雌に食べられてしまう可能性がたかいからです。
グッピーの稚魚だから食べないと言う事はまずありません。
グッピーを育てて増やしたい場合には確実に隔離槽が必要になってきます。
隔離槽が無い場合には水草をたくさん入れて稚魚が身を隠せるような場所をたくさん与えるしか、稚魚の生存率を上げる方法はないでしょう。
一番いい選択は隔離槽で稚魚がある程度まで大きくなるまで成長させる事です。
グッピーの稚魚と大人のグッピーを一緒に入れられる時期はどれくらい?
グッピーの生まれたての稚魚は産んだメスに食べられてしまう可能性が非常に高い事です。
先ほども紹介しましたが、グッピーの稚魚を隔離するしか生存率を高める方法がありません。
ではグッピーの稚魚が大人に食べられなくなる大きさになるまでには、どのくらいの時期が必要なのでしょう。
グッピーは消化器官の構造上、食い貯めが出来ないので、1日1回のエサだけでは当然成長は遅くなります。
稚魚にエサを与える場合には1日4~5回は与えた方が成長が早くなります。
また、稚魚が大人と一緒の水槽に入れられても食べられない大きさは約15mm~20mm程度になってからと言われています。
産まれた直後は5~6mm程度ですから、ちゃんとエサの回数をあげていれば、1カ月後位には15mm程度には最低でもなっています。
ただ、食べられない大きさになったからと言っても稚魚には泳ぐ力がまだ備わっていないので、別の水槽で泳力が出来上がってから大人と一緒の水槽に入れてもいいでしょう。
食べられない大きさになったからと言っても自分より小さい物にはちょっかいを出すので、そのショックで、稚魚が亡くなってしまうケースもあります。
一緒に入れる際には、慎重にタイミングを見計らった方がいいでしょう。
まとめ
グッピーの稚魚を成魚と一緒の水槽にしれても大丈夫?について紹介してきました。
グッピー初心者にとっては衝撃的な事実かもしれませんよね。
もしかしたら目の前でぱくっ!なんてされかねませんからね。
メスのお腹が大きくなってきたら対策を講じた方がいいかもしれませんね。