グッピーを飼う水槽には、底砂や水草を入れることがありますよね。
インテリアやデザイン性を優先し、楽しむ方も多いと思います。
人によって、底砂にたくさんの水草を茂らせた水槽を作る人、底砂はなく少ない水草でシンプルに楽しむ人など、いろいろな水槽があると思いますが、そもそもグッピーの水槽に砂は必要なのでしょうか?
この記事では、グッピーの水槽における砂の必要性についてまとめていきたいと思います。
グッピーの水槽に砂は絶対必要?
グッピーを育てる水槽に、底砂を入れる人は多いと思いますが、絶対に入れなければいけないかと言うと、「絶対必須」というわけではありません。
底砂を入れるメリットと、入れないメリットがあります。
またそれぞれデメリットもあります。
底砂を入れる場合
底砂を入れる大きなメリットは、底砂の中にはバクテリアが定着することです。
バクテリアの働きにより、水槽内の水質が安定するのです。
グッピーにとっては、より過ごしやすい環境となるでしょう。
また、厚めに底砂を入れることで水草が強く根をはることができます。
グッピーの稚魚は捕食される危険があるので、その隠れ家としても水草は大きな役割を果たします。
デメリットは、底砂の中に排泄物などのゴミが混じり、コケやカビがはえることがあります。
これらを掃除するのに手間がかかるというところです。
底砂を入れない場合
では底砂を入れないことのメリットとはどのようなことでしょうか。
それは、水槽の掃除がしやすいことです。
排泄物などの汚れが見えやすいので、楽に掃除をすることが可能です。
ただデメリットとしては、こまめに掃除をしないとバクテリアの働きが少ない分、水質が悪くなるのは早いです。
また、phが下がりやすいので、日々注意してチェックするようにしましょう。
底砂がないと底面が反射するので、それを嫌がる熱帯魚もいます。
まとめ
底砂は、絶対に入れなければならないというわけではありません。
水槽の見た目の好みもあるでしょうし、どの程度日々のメンテナンスや掃除に時間をかけられるかによっても変わるでしょう。
底砂を入れると、水槽の掃除が少々大変にはなりますが、やはり底砂と入れた方が水質の安定が良いので、どちらかといえば底砂を使うことがおすすめかな、と思います。