グッピーは淡水魚というイメージがありますが、海水でも生息できるのかなどを調べてまとめてみたいと思います。
目次
グッピーは淡水と海水のどっちに生息する?グッピーと塩や寿命と病気は?
グッピーは淡水と海水どちらに生息するのでしょう。
グッピーと塩や寿命と病気はどうなのでしょう。
グッピーは淡水と海水どっちに生息する?
国産グッピーは淡水で飼育されていますが、野生種のグッピーは淡水と海水が混じりあう汽水域(淡水と海水が混在した場所、川が海に淡水を注ぎ入れている河口部など)にも多く生息しています。
ですので、海水がグッピーにとって害になるような心配は無いと言えます。
外国産のグッピーは薄めの海水で飼育されているようです。
このようなことから、グッピーは淡水でも海水でも生息出来るという事になります。
塩分濃度の違いによる呼称の違いは、淡水は<0.05%の塩分濃度、汽水は0.05%~3.0%の塩分濃度、食塩水は3.0%~5.0%の塩分濃度、塩水は>5.0%です。
グッピーと塩について
塩はグッピーにとって一種の治療薬や予防薬になり、ベテランブリーダーはグッピーの症状によってたくさんの塩を使ったり、全く使わなかったりとグッピーの状態観察しながら上手に塩を使い分けます。
どのような治療や予防に塩を使うかと言うと、感染症の予防で外部から魚を持ち込んだ場合・魚を移動する場合・生まれたばかりの稚魚のハリ病予防・水質が悪く魚があずっているとき・移動の際のビニール袋の水、などのようにグッピーにストレスを与える環境の変化がある時に必ず塩を使用します。
感染症の治療はグッピーが体を砂利などに擦り付ける・オスの場合尾開きの角度が狭くなる・水面近くで上を向いている・元気な泳ぎではない、などグッピーの様子がいつもと違う場合は要注意なので、塩での治療を試みます。
塩には除菌効果と抗菌性を高める効果があり、魚体の活性を高める効果もあるそうです。
塩での治療は症状が軽い場合は有効ですが症状が重い場合には塩では治らないと思うので、専用の薬を使用して治療をするようにしましょう。
病気の治療は早期発見早期治療が大事なので、グッピーの病気のサインを見逃さないように心掛けるようにしましょう。
家のグッピーにもおぐされ病がでました
一応避難させて塩浴なぅ pic.twitter.com/fmBDcEBLcV— §兎月§@すぷれい (@Usamaru_prince) 2017年6月10日
グッピーの寿命と罹りやすい病気は?
グッピーの寿命は一般的に半年~1年程度で寿命はやや短めです。
グッピーの寿命が短いのは、水質環境に大きく影響を受けるようです。
水質の悪化で病気に罹ってしまいます。
グッピーに多い病気は・・・
・カラムナリス病
滑走細菌の一種であるフレキシバクター・カラムナリス菌が体に感染して起こる感染症です。
・白点病
体表やひれに白い点があらわれます。
・松かさ病
エロモナス菌という細菌によって発症する感染症です。
などが、グッピーが罹りやすい病気です。
まとめ
飼い主さんはグッピーに少しでも長生きをしてもらいたいはずです。
上手に塩を利用したり、水質管理をしてグッピーにとって良い生活環境を保ってあげて下さい。