熱帯魚のグッピーは色鮮やかで、初心者にも取り扱いやすいので人気があります。
但し、取り扱いやすいからと言っても、小さい生きものですから、体調の変化には注意が必要になります。
病気なのか?病気ではないのか?なんて初心者には判断が付きにくい物もありますからね。
目次
グッピーの色が薄い色になってしまう原因は?
色鮮やかなグッピーを購入して、水槽の中に入れて数日経過した時に、購入した時よりも明らかに色が薄く抜け落ちている様に感じた事は有りませんか?
なんでグッピーの色が抜け落ちるのでしょうか?
グッピーの色が抜け落ちる考えられる原因
1.病気
2.寿命
3.光量の不足
4.エサの影響
5.環境変化によるストレス
などの事が考えられます。
これらの原因に対する対処法は有るのでしょうか?
グッピーの色が薄い状態になってしまう原因に対する対処法は?
先ほどグッピーの色が薄くなっていってしまう原因を5つほどあげましたが、それぞれに対する対処法を見て行きたいと思います。
病気
グッピーが何らかの病気になっていた場合には、体の色が薄くなって言ったり、ヒレに変化が起きている事が多いです。
この場合には、基本的には、色が薄いグッピーを隔離し、本水槽の水の交換やエサの改善・病気にあった薬を投与するなど、早い対応が必要になります。
寿命
グッピーの寿命の平均は約1年程度と言われています。
寿命の前兆としては体の色が薄くなってきたり、尾ヒレが短くなったり、裂けたりします。
また筋力も落ちてくるので尾ヒレを支えきれなくなり下に垂れさがる様になり、背中も曲がってくる事もあります。
病気以外でこの様な症状が出ている場合は、寿命の可能性が高く、最後まで見届けるしか方法は有りません。
光量不足
グッピーに限った事ではありませんが、熱帯魚の場合には光量が足らない場合には、体の色が薄くなったり、グレーがかった色になっていくことがあります。
室内で飼育している場合に、室内の光だけでは絶対的な光量が足りない事があります。
観賞魚用の蛍光灯を別で設ける事で、状況によっては2~3日で元の鮮やかな色に戻る事もあります。
エサの影響
エサの種類によっては、体の色が薄くなっていく事があります。
この場合には「色上げ」と書かれているエサや、乾燥ブラインなどのエビ類のエサに変えると体の色が戻ってきます。
但し、エサによる退色の場合には、元の色に戻るまで最低1カ月はかかると思っていた方がいいでしょう。
環境変化によるストレス
特に購入したての場合には、本水槽にそのまますぐに、グッピーを入れてしまうと、環境の変化に対応が出来ずストレス状態になってしまいます。
ストレス状態になると、体の色が抜け落ちたり、最悪は病気になってしまう場合があります。
購入したての場合はいきなり本水槽に入れるのではなく、水に慣れさせてから、本水槽にいれる事が重要になります。
まとめ
グッピーの色が薄く抜け落ちてしまう原因と対処法について紹介してきました。
飼育しやすいと言われるグッピーですが、飼育環境によって体の色が落ちてしまったり、病気になってしまう可能性が高くなります。
基本は水槽の水の管理をキッチリする事です。
この基本が守れないと同じ事の繰り返しになってしまいます。