グッピーとよく似たエンドラーズとは、どのような魚なのでしょうか?
飼育方法や生態などを調べていきたいと思います。
エンドラーズ
エンドラーズは、ベネズエラに生息する小型でカラフルな卵胎生メダカです。
ポピュラーな熱帯魚ではないので、熱帯魚のショップなどでは購入が困難だと思います。
通販などで購入する方法があります。
飼育
環境への適応力があります。
水道水を塩素中和して26度オートヒーターで保温してあげていると大丈夫です。
人工飼料を食べますし、比較的飼育しやすいでしょう。
飼育方法は、グッピーと変わりません。
グッピーよりも弱酸性の水の適応力が高く、それほど水質に神経質になる必要はありません。
エンドラーズを飼育する時の好ましい水質は弱酸性から中性です。
エンドラーズはあまり高い水温を好みません。
23度~25度くらいの一般的な環境で飼育できます。
性格、混泳
穏やかな性格の熱帯魚ですので、他の熱帯魚との混泳にも適しています。
メダカの仲間は群泳させるのに、水の量が多めの方が好ましいとされています。
餌
一般的な小型の熱帯魚の餌で適用できます。
普段の餌は発色にも影響を及ぼすので、栄養バランスを考えましょう。
時々、冷凍赤虫などを与えてあげましょう。
メス
エンドラーズはグッピーの近縁種であり、基本原的にグッピーと同じような繁殖方法になります。
「卵胎生めだか」と呼ばれて、一般的な熱帯魚のように卵を産卵するのではなく雌がお腹の中で卵を孵化し、稚魚を生むような三食方法をとります。
グッピーとエンドラーズ交雑
グッピーとエンドラーズは交雑します。
純系を維持していくなら、混泳は避けるべきです。
グッピーと容易に交雑してしまうため、世の中に出回っているエンドラーズは殆ど純系かどうか極めて疑わしいのです。
ライブベアラーという言葉は、アクアリストの間では、「原種乱胎生魚」の意味で使われることが多い様です。
ライブベアラーではないという事は原種ではないという意味でしょう。
だいたいの好みの方向性はこういう系。ベトナムの野良グッピーとエンドラーズHBのピンテール系がまずひとつ。 pic.twitter.com/IlJwm8wYLK
— 君の餅を食べたい (@mocchy_tingyoan) 2013年10月26日
まとめ
現在流通しているエンドラーズは、どこかでグッピーと交雑している可能性が高いそうです。
エンドラーズとグッピーは簡単に交雑しますので、混泳は避けた方がよいでしょう。