お腹の大きな雌のグッピー、いよいよかな?と期待しているにもかかわらずなかなか出産しないと心配です。

他のグッピーたちは元気に泳いでいるのに、じっとしたまま動かないお母さんグッピーを見ると「どうしたの?」と声を掛けたくなります。

出産が遅れる、動かない。

これらの原因と対処法について、考えてみたいと思います。

グッピーが出産しない原因は?

グッピー 出産 しない ストレス 動かない 対処法

タイミングと個体差もありますが、産卵箱に移した雌グッピーは目安として3日ほどで出産するのがいいとされています。

それ以上の日数になると、泳ぎ足りないことが原因で運動不足になってしまいます。

運動が足りないと食欲が減り、エサを食べない、食べてくれないと不安になってついエサをあげすぎてしまう、すると水が汚れるのが早くなってお母さんグッピーが弱ってしまう・・このような悪循環になってしまいがちなのです。

まずはグッピーの環境から整える

水質を安定した、良い状態に保つことが大事です。

グッピーの水替えは毎週、1/3の水量が目安です。

また水温は23℃~26℃が適温とされています。

エアレーションやろ過機が、ちゃんと機能しているかもチェックしましょう。

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グッピーが出産しやすいように演出をする

出産が近づくと、グッピーはエサを食べなくなり、上下に泳いだかと思うと突然じーっと動かなくなったりします。

ですから水質に問題が無ければ、お母さんグッピーが動かないのは出産の兆候である可能性が高いのです。

そして仔産みの場所も大切です。

水草を入れてあげましょう。

照明を少し落として、あまりのぞき込みすぎないよう、そっとしておくのもいいでしょう。

エサのあげすぎに注意!

水面近くや水底で、動かなくなったお母さんグッピーを心配して、ついつい追加のエサをあげてしまたいたくなるかもしれません。

しかしエサを食べ過ぎると、産道が圧迫されてかえって出産が遅れることもあるので注意しましょう。

まとめ


ストレスと運動不足が出産の大敵なのは人間も同じですね。

母子ともに健康な仔産みにするには、環境の整った出産箱に、タイミング良く移してあげることで、お母さんグッピーのストレスはぐっと軽くなります。

そしていざ出産が始まると、スムーズにいけば数時間で終わります。

快適な水槽内の環境は生まれたての稚魚の為にも、産後のお母さんグッピーの回復にも大きな助けになるはずです。

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