熱帯魚のブリーダーといえば、何段にも連なったたくさんの水槽に囲まれて飼育をしているイメージがありますね。
品種によって分けたり、雄用の水槽、雌用の水槽、稚魚用の水槽などに分けたりするといわれています。
また、グッピーのみではなく他の熱帯魚や甲殻類を飼育している方もいます。
水道代、餌代などはかなりの出費になりそうですが、どれくらいの収入を得ているのでしょうか?
ブリーダーの仕事
まず、ブリーダーはどのような仕事をしているのでしょうか?
ごくシンプルに言うと、熱帯魚や甲殻類などを飼育して人工的に繁殖させ、商品価値の高い生き物を生産することです。
水質の悪化でひとつの水槽が全てだめになってしまう場合もあるので、水質の保持や良好な飼育環境の維持には常に目を配らせています。
体の色や柄が美しく、ヒレや体の部位が整ったものほど商品価値が高いため、品種改良を行う知識や経験が必要とされます。
特にグッピーは繁殖が容易な種類ですが、「グッピーに始まりグッピーに終わる」と言われるほどとても奥が深いため正しい知識の元で繁殖を行い、生まれた稚魚の生存率を高めることが重要です。
どうやって収入を得るの?
育てた熱帯魚をお店に売って収入を得たり、インターネットオークションに出品したり、専業のブリーダーであればアクアショップを自ら経営している場合などがあります。
副業のブリーダーは、効率よく育てやすい種類を飼育するのにグッピーは向いているといえます。
気になる収入
熱帯魚のブリーダーの平均的な収入は120万~340万といわれています。
副業であればどれくらいの幅で行っているのかにもよりますので、数万円という場合もあります。
ブリーダーとして企業に就職するのであれば安定して収入を得ることはできますが、市場自体が大きくなく、個人経営や小規模な経営を行っている場合が多いため、ボーナスや福利厚生面は完備していないところもあります。
実はグッピーブリーダー pic.twitter.com/AcWMZP05nh
— 夏鮫@モンスト (@natsusame_monst) 2014年12月7日
まとめ
グッピーの繁殖は奥深いため、優良な品種を繁殖させてみたい、自分で新種を作ってみたい方は挑戦してみてはどうでしょうか。
大量の水槽と向き合うことで、新しい世界が見えてきそうですね。