グッピーは1858年頃、イギリスの植物学者によって発見されました。

この学者の名前をとってGUPPYと名付けられ、長くて大きなヒレに鮮やかな色彩をまとう華やかな遊泳は、多くの人々の目を楽しませています。

いざ、アクアリウムショップでグッピーを購入する際「国内産」と「外国産」に分かれています。

外国産は病気が怖いと言われるのは、なぜでしょうか?

外国産グッピーと国産グッピーの違いとは?

グッピー 外国産 病気

まず、大きな違いは値段です。

輸入先にもよりますが、東南アジア産のグッピーは5ペアで1000円ほどなのに比べて、国産は1ペアで1000円以上します。

身体のサイズは、種類や個体差が大きく関係してくるので一概には言えません。

また種類も似通っているため、国内産か輸入かを見た目で判断するのはかなり難しいようです。

その他の外国産グッピーと日本産グッピーの違いを、詳しくみていきましょう。

外国産のグッピーとは?

主な輸入先は台湾やシンガポールなどの東南アジアです。

特徴はラフ&タフ。

フィッシュファームなどで大量に養殖されているため、品質はどうしてもまちまちになってしまいますが、その分安価で購入できます。

一般的に、弱アルカリ性の水で育っています。

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国産のグッピーとは?

元々グッピーは日本には棲息していませんでした。

ですから、輸入された個体が日本国内で飼育され、品種改良を受けてブリードされて生まれたグッピーは日本産(国産)となります。

血統が守られている個体はもちろん、手間が掛かっていて、品質が高いことから高値になりますが、生まれた時から弱酸性の日本の水質で飼育されているため、水合わせがしやすいという利点があります。

外国産のグッピーは病気になりやすい?

輸入される際のストレスが大きく関係してきているようです。

また輸送の方法、期間によって身体が弱って病気になりやすくなります

さらに大量に輸入されてくることのデメリットとして、ある個体の病気が短期間に他の個体に広く蔓延してしまうのもあるでしょう。

到着してからは日本の弱酸性の水質環境に慣れてゆくプロセスも待っていて、弱った身体に更なる負担か掛かってしまいます。

まとめ

購入する際は、まずグッピーが国産か外国産かを確認します。

外国産であればそのルートと、入荷してからどのくらい経っているのかを知ることも重要です。

日本の水質で1週間以上が経過していれば、病気の一番発生しやすい期間は過ぎていることになります。

元気に泳いでいて、発色がよいグッピーを選ぶとよいでしょう。

それでも安心を取って、購入後に外国産と国産グッピーとを混泳させるのは避けた方がよさそうです。

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