グッピーは繁殖力が高く、優性の法則などを考えてオスとメスを掛け合わせれば、ある程度の確率で飼いたい色のグッピーをつくることができます。

ただ血のつながりが濃いグッピー同士だと、奇形などが出る確率も高くなります。

この記事では、グッピーの品種の交配と、色や奇形などについてまとめていきたいと思います。

グッピーの品種の交配と色

 

グッピー 品種 交配 色 奇形

グッピーは熱帯魚の中でも人気の高い種類ですが、そのグッピーの中にもいろいろな品種があります。

人気のブルーグラスや、ドイツイエロータキシードなどがありますが、雑種のグッピーもいます。

グッピーはとても繁殖力の高い熱帯魚ですから、どんどん稚魚が生まれますが、鮮やかな色になるグッピーもいる一方、雑種と雑種の交配によってできた稚魚などは、なんともいえない色になることもあります。

どちらかというと、オスの色を強く引き継ぐとされています。

ただオス親の色がそのまま出てくるような単純なものではなく、たとえばブルーグラスのみで繁殖をさせても、レッドが生まれることもあるのです。

人間の血液型でも同じようなことがありますよね。

AOとAOの両親から生まれた場合は、どちらかから、または両方からAの遺伝子をもらえばA型ですが、両方からOの遺伝子をもらった場合はO型になりますよね。

そのような感じです。

とくにブルーグラスは不完全優性なので、優性のレッドグラスが生まれることが多いです。

仮にもしブルーグラスにこだわるならば、まずブルーグラスのみを水槽に入れ、繁殖させます。

そして出てきたレッドグラスを取り除き、ブルーグラスだけを残す…という方法をとれば可能だろうと思いますが、なんだかかわいそうな気もしますね…。

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グッピーの奇形

近親交配により、奇形の稚魚が生まれることがありますが、近親に限らず、同じペアでなんども交配していると奇形が出てくることがあります。

奇形が生まれる確率が上がってきたかなと感じたら、新しいグッピーを入れるとよいかもしれません。

まとめ

グッピーは色鮮やかな種類が多いですし、繁殖も簡単で育てる楽しみが多い熱帯魚ですよね。

ただ色は思ったとおりの色が生まれないことは多々ありますし、形がおかしいグッピーが生まれてくることもあります。

どんなグッピーでも、飼い主として一生懸命愛情を注いであげたいですね。

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