エロモナス感染症は、グッピーが引き起こす病気の中で最も多いと言われています。
治療方法がなく、感染する病気でもあるのです。
エロモナス感染症の病状と対処法について
エロモナス感染症は、エロモナス菌への感染によって発症します。
進行すると手遅れになる厄介な病気だと言われています。
エロモナス感染症はグッピーに感染しやすい病気として言われていますが、実は人間にも感染する病気だと言われており、人間が感染した場合もかなり重症になるほどの恐ろしい病気だと言われているのです。
エロモナス菌によって起こる病気
エロモナス菌が原因による病気は、いくつかあると言われています。
体表に皮下出血による赤斑が現れ、重症化した場合には出血したり、潰瘍になると言われている厄介な赤斑病。
腹部が膨張し、鱗が松かさのように逆立つことからつけられた松かさ病。
眼球が突出しているような状態のポップアイ。
体表や肛門が赤くなったり、皮膚がはがれて粘膜が滲み出し、他にも肝臓がうっ血したような状態になる鰭赤病。
魚の身体に穴が開いたように見える穴あき病。
これらの病気も、エロモナス菌と深く関わっている病気だと言われています。
治療法について
エロモナス感染症の治療法として、一番言われているのが薬浴です。
薬浴による治療法が最も効果的だと言われています。
グリーンFゴールド、観賞魚用パラザンDなどがお勧めの薬だと言われています。
その他には、水温を上げる方法、殺菌灯を使って殺菌する方法、メトロニダゾールという抗生物質による治療法などがあります。
その病気に合った治療法で治療していくのが効果的です。
グッピーが病気になったので薬浴中(´・ω・`) pic.twitter.com/8jxzZartm6
— 椎晴 (@Sa17th) 2017年8月15日
まとめ
エロモナス感染症は、一度かかると治療法が難しいと言われている厄介な病気です。
かからないためにも、普段からの飼育環境を整え、いつまでも健康的に過ごしてほしいですよね。
汗腺部分によって、その名前も変わってきます。
治療法はあるけど治る保証のない病気でもあるので、水質や水温管理をしっかりとして、ずっと健康に過ごせるようにしていきたいですね。