グッピーは初心者でも飼いやすい観賞魚としても有名です。
飼いやすい=トラブルが少ないと言う訳ではどうやら無さそうです。
グッピーを飼う方の多くは初心者の方が多いでしょうから、トラブルが多発して最悪は全滅してしまうと言う事も考えられます。
グッピーが全滅してしまうのは何が原因なのか?
初心者の方が良く悩んでいるのが、グッピーを購入して数日後から個体数が減っていくと言う場合が多いのではないでしょうか。
原因が分からずグッピー数が減って行く、それも朝起きるたびになんて事だと何がなんやらだと思います。
一番購入したてのグッピーの個体が減って行く原因には、水が考えられます。
初心者の方の場合は水槽も購入すると思います。
この時にまず考えられるのが、水作りが出来ていない状態でグッピーを水槽に入れると、水道水のカルキなどが原因でグッピー自体が全滅になってしまいます。
また、水作りができていても、グッピーと作った水の相性が悪いと、やはり全滅の憂き目を見る羽目になります。
グッピーも魚ですから当然水が重要になってきます。
確かに環境に対応して生き残るタイプもいるようですが、水が合うか合わないかではかなり違うようです。
水に慣れて水草も入れた状態で飼育されていても、グッピーが全滅してしまう事があります。
それは水草が原因になります。
昼間は光合成で酸素を生み出しますが、夜間は酸素を吸ってしまいます。
それによって酸欠が起きる可能性もあります。
またグッピーからでるアンモニアなどが尿や糞から発生しますが、それによってバクテリアが発生し分解をしてくれて水が安定してきます。
そのバクテリアが少ない状態の時に多くのグッピーを入れると、アンモニアなどが分解されない為、中毒を起こして全滅をしてしまう事もあります。
グッピーが全滅していしまう原因はこれだけではありませんが、最初に購入した段階での水作りからはじめる事が重要な要素になるようです。
グッピー全滅する原因の対策は有るのか?
先ほど紹介した原因への対策を見て行きたいと思います。
水槽の水作りは、2週間くらい前から水槽に水を入れてろ過機を使用して水を常に循環させておく必要があります。
そうする事でカルキなどは抜けて行きます。
ただこれだけでは、十分とは言えません。
バクテリアの存在がありません。
そこで、運転試験用の強靭なアカヒレなどを投入します。
この運転試験用のアカヒレでバクテリアの生成を行うのです。
先ほども紹介しましたが、バクテリアがいない状態でグッピーを多量に離すと中毒を起こす可能性があるので、試験運転をしてから本隊を入れることがいいでしょう。
試験運転用のアカヒレは1匹で十分です。
また試験運用期間は1カ月程度アカヒレが飼育出来ていれば、水の中にバクテリアが十分いきわたっていると思っていいでしょう。
次に水草ですが、試験運用したにも関わらずグッピーが全滅してしまう事もあります。
この場合大量の水草が夜間に酸素を吸ってしまう事が原因ですから、夜間だけはエアポンプで水槽の中に酸素を供給することで酸欠状態を回避できると思います。
まとめ
グッピーが全滅してしまう原因やその対処について紹介しました。
いきなり水槽にチャポンと入れるのはさすがに、魚にとっては危険です。
環境が違う訳ですから、対応が取れない魚はすぐに弱ってしまいます。
いくら飼いやすいグッピーと言っても紹介したとおり、水槽にグッピーを放すまでは、約1.5カ月はかかると思っておきましょう。